~排煙脱硫装設備(水酸化マグネシウム法)の採用事例~
酸化処理後の水マグスラリー移送用としてみつわポンプ採用
某ケミカルプラントでは、ボイラー用排煙脱硫装置の酸化後の水酸化マグネシウムスラリー移送用として、これまで特殊ステンレス製のポンプを使用していましたが、ポンプの寿命が短く、部品が高価であるためランニングコストに頭を悩ませていました。(硫酸イオンの腐食とスラリーの摩耗が原因と思われます・・・)
そこで、ラバーセルポンプをテスト採用していただくことになりました。テスト採用後1年以上が経過しますが現時点では順調に稼動しており、既存ポンプより寿命が延び、さらに部品価格も比較すると安価になり、大幅にランニングコストが下がると予想されます。こちらでは、ポンプを高く評価していただき、現在4台稼動しています。
硫酸イオンによるポンプスリーブの隙間腐食が予想されますので、スリーブは特殊一体型タイプを使用しています。
これまで、どちらかというと当社ポンプはケミカルプラントでの実績に乏しかったのですが、これを機にケミカルプラントでもみつわポンプがもっと活躍していければ・・・と期待しています。(池川)