龍野 領平
私のような昭和30年代前半生まれの男にとって“車”は「夢の道具」でした。18歳の誕生日、免許取得が待ち遠しかった記憶があります。知らない町を旅したり、首都高をカッ飛んだり、助手席に乗せる彼女を夢見たりです。
20代、セリカLBやプレリュードといったスポーツ・クーペを乗り回していました。
それが、結婚し家族が増え、いつしか「夢の道具」は「人と荷物を運ぶ道具」に、私は「運転手」に。その時々の生活環境によって、やれセダンだワゴンだ、ゴルフバックは何個積めるか、何人乗れるか、燃費はいいのか?当たり前で仕方ないことですが、妥協の車選びでした。
40代半ば、「これではいけない!」いつかこれらのしがらみから解放されたら、自分の為の「本物のスポーツカーに乗るぞ !」と、心に決めていました。
龍野領平 59歳 ポルシェを購入しました。
人生を楽しめ !!
注)スピードの出しすぎには注意しましょう。