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営業トピックス 2018年9月号 ~水酸化マグネシウムスラリー移送ポンプの成功例~

 工場廃水処理の酸性廃水の処理剤は、消石灰や苛性ソーダでpH制御するケースが多くみられますが
水酸化マグネシウムスラリーによってpH制御するケースも見られます。
 今回、電子部品工場の廃水処理設備の水酸化マグネシウムスラリー移送用途においての成功例を紹介いたします。
・移送液:35W%水酸化マグネシウムスラリー
     (S.G. 1.27kg/ℓ・常温)
・問題点:某メーカーの鋳鉄製ポンプを使用しており、
     3ヶ月程度でインペラーの摩耗により交換を
     強いられていた。
     また、メカニカルシールにおいても6ヶ月程度
     で交換が必要であった。
・提案ポンプ:ラバーセルポンプ(自吸式ゴムライニング
       スラリーポンプ)2SM-RZ1-LB(3.7kW)
・結果:ポンプ稼動後1年間以上問題なく運転できること
    が確認され、リピートの受注に結びついた。
水酸化マグネシウムスラリーの移送用途においては排煙脱硫装置においてこれまで多数実績がありましたが、
工場廃水処理設備においても需要が見込めると期待されます。
(池川)