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みつわトピックス 2006年10月号

第51期決算を終えて

先月九月末をもちまして、第五十一期決算を終了いたしました。
お陰様で、売上金額は前年比十二 %増となりました。この要因としては、好景気による設備投資が増えたことです。特に国内・海外ともにIT関連の工場排水設備の需要増にあると思います。さらに産業廃棄物処理・JARUSなどの官需の増加が影響していると思います。
前期事業の中でも特筆すべきは、弊社が環境関連製品として最も力を注いできた自吸式ゴムライニングポンプ「ラバーセル」が製造・販売ともに過去最多の年間二〇〇台を超えたことです。
永年、環境関連というニッチ分野に特化してきたのが実ったのか、市場での確かな手ごたえを感じます。
この製品を手がけた頃は、世間の環境への認識が低く、また弊社のブランドの低さもあり、お客様に全く相手にされませんでした。今後は、情報のスピード化によりさらに広く皆様に認知されることを願います。
当期も環境関連のニッチ分野において、ニッチポンプメーカーとして水の大切さを求め、一歩一歩進んでいきたいと思います。
今期には製品改良・新しいポンプの開発にも取組む予定です。
今後とも、皆様のご協力・アドバイスなど宜しくお願いいたします。(小林幹生)