みつわ営業奮闘記 2007年6月号
新井 晃一
はじめまして。今年4月に入社しました、営業部の新井と申します。
今は研修中ですので、製造部にてポンプの構造や組立て方、部品の役割、名称、材質の種類などについて勉強しています。
ポンプに携わる様になって約2ヵ月が経ちました。来る日も来る日もポンプの勉強に追われています。とにかく、目にするもの、耳にすることが新鮮です。たくさん学ぶことがあるので、毎日大変ですが充実しています。
少しでも早く、皆様のお役に立てるよう、成果が残せるように、ポンプと奮闘しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
編集後記 2007年6月号
桜の季節は過ぎ、新緑が目に鮮やかですが、もうすぐ梅雨入りの時期ですね。
我が家は、ツバメの雛がかえりチュンチュンと賑やかです。巣ができて3年目。今年はこれまで最多の5羽が大きな口をあけて餌を待っています。暫くすれば、旅立ちとなるのでしょうが・・・・旅立った後には毎年恒例、ツバメたちの糞の掃除が待っています。(得本)
みつわトピックス 2007年4月号
社長のモノローグ
暖冬で桜の開花も早いと思いきや、最終的に例年と変わらない結果でした。
4月に入り新学期、新入生、新入社員のニュースが多数報じられています。
当社でも営業スタッフが2名入社しました。当社としては、初めて中堅責任者が『教育・研修カリキュラム』を作成し、それに沿って研修を行っています。私の経験では、仕事は先ず体で体験し覚えるのが通例でした。昨今、中小メーカーも変わりつつあります。
環境関連でも、中国の黄砂問題、地球上の温暖化、飲料水問題などなど・・大きな課題が山積しています。当社では今後も、小さくても良いから環境関連ポンプに絞り、少しでも社会のお役に立てるよう努力してゆきたいと考えております。
営業トピックス 2007年4月号 ~鉄鋼関連の採用事例~
~鉄鋼関連の採用事例~
近年、製鋼工場の集塵水シックナー汚泥引抜にご採用を頂いております。
従来、他メーカーのポンプをご使用されていた折は・・・
①グランド部からの液漏れが生じ、ポンプ周辺が劣悪な環境であった。
②移送する汚泥内に、時折ガスが発生し揚水不良を引起していた。
このような条件下で、当社ポンプをテスト的にご採用頂き・・・
①ダブルメカニカルシール構造により液漏れを改善し、環境美化に成功。
②気液分離構造(自吸式)でガスの滞留を無くし揚水不良の問題を改善。
以後、多数のご採用を頂き、現在も新たな課題に取り組みながら、ご協力させて頂いております。
その他、従来からユーティリティ設備用としてご使用頂いていた、消石灰スラリー移送、酸洗メッキライン排水移送・・・等々と併せて、今後も活躍できる用途を広げるべく努力しております。
みつわ営業奮闘記 2007年4月号
梅原 芳夫
3月は弊社にとっては、半期の締めとなります。
半期を振り返り、昨年と営業成績の比較をした場合、個人的には100%達成とはいかなかったですが、全体としては目標をクリア出来たかな?と思っております。
今後の私の活動としては、まず営業目標の達成を第一とし、次に新規開拓、更に「販売マニュアル」の作成に着手したいと考えています。私のこれまでの経験とみつわポンプの実績を踏まえ、使用実例などを織り込みながら作成していきたいと考えております。
今後とも、ご協力のほどお願いいたします。
編集後記 2007年4月号
今春より、一人暮らしを始めた我が家の息子。新居はお城の隣。部屋の前は公園が広がり、桜の花が目の前と素晴しい景色に喜んでおりました。ところが、桜が見ごろとなると、花見客が押し寄せ、朝から明け方まで宴会の歓声が響き、とても寝ていられない状態。・・・でも、これも一時期のことと思い、桜の花の美しさに免じて我慢です。(得本)
みつわトピックス 2007年3月増刊号
~ホームページが大幅リニューアル!~
みつわポンプのホームページがこの度、生まれ変わりました。
以前のホームページに比べると、製品情報も豊富になり、皆様に喜んで頂けるのではないかと思っております。
しかし、この新しいホームページ制作はスムーズには運びませんでした。
社長 「最近ホームページの引合い情報登録の数が減っているのが気になるが・・以前はアクセス件数の伸びが楽しみだったのに・・・ 」
池川「そうですね。内容が更新されていないですしね。情報も現在のものとずれてきています。」
小林「思い切ってホームページを新しく作り変えましょうか!」
梅原「誰が・・・?」
結局、小林と池川が中心となりホームページ制作はスタートしました。しかし、日々の営業の業務に追われ、なかなか具体的な形になりませんでした。
社長 「ホームページ作りは進んでないようだな・・・アクセス数は益々
減っているし・・・仕方ない、私が作ろう。」
営業 「大丈夫ですか!?」
社長 「何とかしよう!」
~ホームページ制作開始~
その日から、理想のホームページを作る為、社長自ら動き始めました。
①情報をわかりやすい形で載せるにはどうしたら良いか
②ご使用頂いている現場の写真が載せたい
③お客様のご要望に即座に対応できるページが必要だ
等々、営業の声を社長が製作会社に伝え、ホームページの形が出来上がっていきました。
~ホームページ完成~
社長 「ついに完成だ。」
営業 「お客様にも喜んで頂けますね!社長、見直しました!」
1年の時間をかけやっと出来上がったホームページですが、皆様のお役に立てるようタイムリーに更新してまいりますので、宜しくお願いいたします。
みつわトピックス 2007年2月号
新年のご挨拶
本年もよろしくお願い申し上げます。
平成19年度も早1ヵ月を過ぎました。巷では、教育問題・親族の殺人など、難しい問題が山積しています。
我々、製造業も官庁価格の低下・競争の激化など同じく難問を抱えています。
当社では、本年度も環境関連ポンプに重点を置き、目標として製造原価の低減、品質の強化、納期短縮、営業資料の充実を掲げています。さらに、新製品の開発にも取り掛かる予定です。
ますます、環境関連分野で、皆様のご期待に沿えるよう、社員全員の力を結集し努力してゆく所存です。どうぞ、本年もよろしくご指導くださいますようお願い申し上げます。
遅ればせながらの、新年のご挨拶とさせていただきます。
営業トピックス 2007年2月号 ~ビール会社への採用事例~
~ビール会社への採用事例~
『珪藻土』とは・・・辞書によりますと『死んだ珪藻が水底に堆積して出来た地層。研磨剤・耐火レンガの原料』と書かれております。
珪藻土混入スラリーについては、他社の従来品のポンプ(グランドパッキン方式)ではスリーブが1年間の連続運転に耐用せず、毎年の交換が必要でした。またケーシング・インペラーについても3年以内に取替えの必要があり、メンテナンスの時間・費用とも大きな負担となっていました。
4年前にあるビール会社からの依頼で、プレス打ち込み用ポンプとして弊社のラバーセルポンプが採用され、初めて珪藻土混入スラリー液を扱いました。
8~10Hr/日の運転で2年間、問題なく稼動したことで評価をいただき、更に大容量で24Hr連続運転の現場で弊社のビックラバーポンプ採用していただきました。
1年間、流量・圧力・電流値・液漏れなど測定しましたが、問題ありませんでした。
その後、オーバーホールをして、摩耗・その他軸封部についても検査しましたが、大きな問題は見られませんでした。
珪藻土はビール会社をはじめ、酒・醤油などの生産工場のろ過工程に使用されたり、また研磨剤として使用されています。珪藻土混入スラリー液の処理にお困りの方は是非、ご相談ください。
みつわ営業奮闘記 2007年2月号
池川 宏二
「明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。」・・・”みつわニュース”の発行が偶数月ですので、間の抜けた挨拶 になりますが、折角?ですのでご挨拶申し上げます。
昨年も「あっ」と言う間に終わりましたが、昨年は例年と違い11月に子供(長女)が生まれ、思い出深い1年になりました。会社でも気が付けば中堅になっており、本当に1日1日を大事にしないと、無駄に歳だけを重ねていくことになりそうです。今年はより一層、気を引き締めて充実した1年にしたいと思います。
編集後記 2007年2月号
今年の冬は、近年に類をみない暖冬ですね。2月だというのに早々と春の花が咲き始めています。やはり、環境破壊・地球温暖化の影響ですね。
当社は昨年から月に1度ですが、朝の少しの時間、社長以下社員全員で会社の周辺の掃除を始めました。環境関連ポンプで地球環境の改善のお役に立つことを信念としています。小さいですが、まず身近なことから始めています。(得本)
営業トピックス 2006年12月号 ~今期、農業集落排水処理施設向けに スルーセルポンプの引合・受注が増加~
~今期、農業集落排水処理施設向けに
スルーセルポンプの引合・受注が増加~
スルーセルポンプ開発以前
団地の生活排水処理施設の汚泥引抜ポンプとして、弊社の従来機種であるシールセルポンプを納入したところ、インペラーに汚泥の閉塞が発生しました。(写真1)
汚泥中には、髪の毛等の異物が混入しており、シールセルポンプでは難しい汚泥でした。
写真1
特殊二枚羽インペラー(スルーセルポンプ)の開発
写真2
問題を解決すべく試行錯誤を重ね写真2の形状のインペラー(特殊二枚羽)の開発に成功しました。
同箇所にポンプを取り付けたところ問題は解消し、現在のスルーセルポンプシリーズに至っております。
現在、農業集落排水処理施設をはじめ、し尿処理場・工場排水処理設備・製紙工場等、多用途に納入させて頂いております。
ポンプへの異物の閉塞でお困りがありましたら、是非ご相談ください。
みつわ営業奮闘記 2006年12月号
小林 三郎
早いもので2006年も終わりに近づき、当社の工場も朝晩の寒さがこたえる季節となって参りました。工場で水を使い、夜遅くまでポンプ検査など行っているのを見ていると、思わずブルッときてしまいます。“ポンプ屋は昼の水商売”と先輩から教わりましたが、近ごろでは夜の・・・となる日も珍しくないようです。
そんな寒い中、最近の休みはゴルフを楽しむ機会が増え、お客様や友人に誘って頂き、月に1回くらいの頻度でラウンドするようになりました。冬は雪でクローズになったり、プレーしていると5mくらい横にサルが何匹も出てきたり・・・と何かと大変ですが、今年の冬は今のペースを継続し何とか上達したいものです。
もちろん!営業回りも寒さに負けず元気を出してがんばっていきます。数字の寒さに負けないように(>_<)
編集後記 2006年12月号
12月になり、我が家もそろそろ年賀状作りを始めないといけないのですが・・・何故か毎年、この時期になるとパソコンの調子が悪くなります。今年こそ余裕をもって・・・・のつもりが、再セットアップから始めないとけないようです。
みつわトピックス 2006年10月号
第51期決算を終えて
先月九月末をもちまして、第五十一期決算を終了いたしました。
お陰様で、売上金額は前年比十二 %増となりました。この要因としては、好景気による設備投資が増えたことです。特に国内・海外ともにIT関連の工場排水設備の需要増にあると思います。さらに産業廃棄物処理・JARUSなどの官需の増加が影響していると思います。
前期事業の中でも特筆すべきは、弊社が環境関連製品として最も力を注いできた自吸式ゴムライニングポンプ「ラバーセル」が製造・販売ともに過去最多の年間二〇〇台を超えたことです。
永年、環境関連というニッチ分野に特化してきたのが実ったのか、市場での確かな手ごたえを感じます。
この製品を手がけた頃は、世間の環境への認識が低く、また弊社のブランドの低さもあり、お客様に全く相手にされませんでした。今後は、情報のスピード化によりさらに広く皆様に認知されることを願います。
当期も環境関連のニッチ分野において、ニッチポンプメーカーとして水の大切さを求め、一歩一歩進んでいきたいと思います。
今期には製品改良・新しいポンプの開発にも取組む予定です。
今後とも、皆様のご協力・アドバイスなど宜しくお願いいたします。(小林幹生)
営業トピックス 2006年10月号 ~ラバーセルポンプ、半導体関連会社に多数採用~
~ラバーセルポンプ、半導体関連会社に多数採用~
半導体関連会社における水処理工程のフッ酸処理用ポンプに、弊社の自吸式ゴムライニングポンプ「ラバーセルポンプ」が採用されています。
従来、フッ酸処理用ポンプは樹脂製ポンプが一般的でした。容量が大きく、縦型タイプが多い為メンテ時には重機を使用し、大変大がかりでした。
また、分解時に樹脂部に傷をつけることもありました。部品価格が高く、納期も非常にかかるようです。 それに比べ、弊社の「ラバーセルポンプ」は、バックプルアウト式を採用、配管を外さずに部品交換が可能である為、メンテが容易で費用も約1/4です。
さらに、価格面でも樹脂性ポンプの半分以下です。ケミカル液のなかでも特に面倒とされるフッ酸ですが、弊社「ラバーセルポンプ」は揚液濃度約10%まで使用可能です。
みつわ営業奮闘記 2006年10月号
梅原 芳夫
実りの秋を向かえ、私は仕事に追われる毎日です。さて、9月末は弊社の決算でしたが、売上目標を達成することができ、皆様のお陰と感謝しております。
全国的に景気は上向きです。私も売上を落とさない事が前期の目標でした。
弊社が力を注いでいる「ラバーセルポンプ」が順調に伸びたことが、結果に繋がったと考えます。
弊社ポンプはニッチ分野に特化しており、皆様に認知されるまで時間のかかる製品です。今後とも、より多くの皆様に弊社ポンプをご使用頂き、喜んで頂けるよう日々努力してまいります。スラリーポンプのご用命があれば、是非一声おかけください。
編集後記 2006年10月号
陽の当たらない我が家の庭。その後、試行錯誤の末、まぁ、何とか見られるものになりました。ただ、思い描いていた通りにはならず、なかなか難しいものだと痛感しました。でも、素人っぽいところも味がある・・と都合の良いポジティブシンキングで笑ってごまかし、また、来年に向け懲りずに再チャレンジを誓う今日この頃です。(得本)
営業トピックス 2006年8月号 ~メタン発酵プラントでの採用事例~
~メタン発酵プラントでの採用事例~
近年、メタン発酵設備でのご採用が増えてきております。
2001年に初めてのご採用を頂いてから、徐々に納入を広げ10数件の納入実績にまで至りました。
生ゴミ,焼酎粕,家畜糞尿,海藻・・・など、媒体はさまざまですが、
主に、②発酵槽の循環用としてご使用頂いております。
他、①前処理プロセスからの移送、または③消化液の移送・・・等々もございます。
※御採用に至ったポイント※
-
軸封(ダブルメカニカルシール)への注水が不要(プラント排水量を抑制)
-
セミオープンまたは特殊二枚羽のインペラを使うことで、ポンプ内での固形物の詰まりを防ぐ。
-
前処理プロセスのような、特に耐酸材質が要求される箇所でもステンレス、ゴムライニングなどの材質で対応可能。
みつわ営業奮闘記 2006年8月号
池川 宏二
お陰様で、当社は2006年7月1日に創立50周年を迎えることができました。
そして、私も気がつけば、みつわポンプに入社し、いつの間にか10年が経過しておりました。10年の間には、東京営業所への転勤(初めての一人暮らし)・結婚等色々ありましたが、振り返ってみると本当に「あっ」というまでした。その間、自分が成長できたかどうか・・・。
今後は、良いも悪いも経験してきたことを公私に活かしていきたいと思います。
今後とも、公私ともご指導・ご協力のほど宜しくお願いします。
編集後記 2006年8月号
お盆休みが終わって、夏の行事も一段落ですね。みつわポンプがある、こちらでは8月5・6日に「石取祭」がありました。全国的にはあまり知られていないようですが・・太鼓と鉦を打ち鳴らし賑やかなお祭りです。もし、興味を持たれましたらYahooで『日本一やかましい祭』で検索してみてください。(得本)
みつわトピックス 2006年7月増刊号 みつわポンプ50周年にあたり
みつわポンプ50周年にあたり
代表取締役社長 小林 幹生
「みつわポンプ創立50周年」を迎えることになりました。
私も、創業者である小林義男が始めましたポンプ製造業を受け継ぎ、あっという間に50年の節目を迎えました。
操業当初は機械設備もなく、外注先に大八車で部品を引き取りに行き、組み立てるだけの仕事でした。この車を押すのが小学生の頃の自分の役割で、結構楽しかったと事を覚えています。
昭和34年、伊勢湾台風が発生し桑名近辺は海と化し、その影響でポンプをいくら造っても追いつかない日々が続きました。先代社長に「困っている人に少しでも早くポンプが届くように手伝え。」と言われ、夜遅くまでペンキ塗りを手伝いました。このころからポンプに対する情熱、愛着信が芽生えていたように思います。
私は、会社が創業期から少し軌道にのりかけた昭和37年12月に鉄道事故に遭い片足を無くすという大きな経験を致しました。
身体的なハンディから大学進学を諦め、みつわポンプに入社しました。毎日工場で重い鋳物を手で持ち運びし、旋盤加工をしたのが本格的にポンプに触れる最初でした。
当時は、設備・組織・完成品のポンプ、何をとっても中途半端でどうしたら世間並みの工場でポンプを造れるのか?会社はこのまま終わるのか?毎夜、星を見ながら焦り悩んだことを今になり懐かしく思い出します。
最近では、環境関連にお役に立てるようニッチ分野でのニッチポンプ造りに専念し、また皆様方のご協力のお陰で全国的に認知度が上がりつつあります。この実績を大切にしユーザー様・販売店様に末永くご愛顧・ご協力いただけるよなポンプメーカーを目指し日々努力致しております。
創立50年を経て、遠からず現経営管理部長の小林三郎が中心となる時代が訪れます。それに備え将来あるべき「みつわポンプ」像も含め、第二創業期として会社経営改革に着手しています。
若い人の力を最大限に発揮してもらい次の50年を迎えて欲しいと思います。
最後に今後どのように社会が変わろうと、古いものを大切にし、人とのつながりそして信用を第一とする。これを会社経営の信念としていきたいと思います。
皆様 どうか将来にわたり宜しくご指導、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
経営管理部長 小林三郎
”信用はふろ湯の入浴中にも身につけるもの”先代会長から現在の社長に引き継がれた、みつわismをこれからも大切にし『小さくても強い企業』を目指します。
営業トピックス 2006年6月号 ~多目的に利用可能なラバーセルポンプ~
~多目的に利用可能なラバーセルポンプ~
新年度に入り若干落ち着いた感はありますが、お陰様で昨年度に引き続き工場はフル稼働が続いております。特にラバーセルポンプ(自吸式ゴムライニングポンプ)の受注が伸びておりますので納入実績をご紹介いたします。
ラバーセルポンプはセラミックスラリーの移送用として開発されましたが、近年、酸性液や高CI濃度溶液を含むケミカルスラリー用途としてのご使用が増えております。
ラバーセルポンプの近年の主な納入実績
- 半導体関連工場の排水設備(メッキ廃液・研磨廃液)
- 電子部品工場の排水設備(純水装置からの廃液・セラミック焼結ラインからの廃液)
- 硝子工場の研磨ライン(酸化セリウムスラリー・加工廃液)
- 研磨材製造工場および研磨・切削装置(アルミナスラリー・SiCスラリー等)
- ごみ焼却設備の水処理設備(酸性スラリー)
- ゴミ(焼却灰)の浸出水処理設備(高CI廃液)
- ビール工場等の珪藻土スラリーの移送
- 海水・塩水等(塩濃度の高い揚液)の移送
- PHの変化する排水移送
(池川)
みつわ営業奮闘記 2006年6月号
小林 三郎
先日、インドネシア ジャワ島地震の報道を見ました。
1年ほど前にジャカルタへ行った折も、スマトラ沖地震の被害が報道されており、相次ぐ震災に心よりお悔やみ申し上げます。
当社ポンプの主要材料である鋳物は、その半数以上がインドネシアからの輸入です。
輸入当初(7年前)は、品質面でいろいろ苦労もしましたが、昨今は国内調達が困難になっている中、非常にありがたい存在であります。
どのような環境で作られているのか?と興味津々で訪問したのですが、設備を見て、現地の方々と触れ合う中で、予想以上の状況に驚いたことを覚えております。(とはいえ、海外に行くこと自体が生まれて2度目だった私には、ほとんど全部が驚きだったのですが…)
一番驚いたのは車の運転。自分で大阪市内を初めて運転した時もビックリしましたが、桁違いです。幹線道路では、車の数がハンパでなく、車線が有って無いような走りに目が点になってしまいました。(現地日本人の方は運転手付きが通常のようです。)缶コーヒーが大好物の私は、帰国後に空港でホット一息。
やっぱり、日本が一番!と痛感し、いつもより安全運転で家路に着きました。
編集後記 2006年6月号
来る7月1日、弊社は50周年をむかえます。社員としてこの節目の年に在籍できたことは誇りであると共に、弊社を支えて頂いた関係者の皆様、先輩方に感謝し、気を引き締める昨今です。(得本)
みつわトピックス 2006年4月号 おかげさまで創立50周年を迎えます
おかげさまで創立50周年を迎えます
当社は、お陰様で本年7月1日に創立50周年を迎えます。
先代社長の興した土木用ポンプに始まり、農業用ポンプ、そして現在では環境関連のニッチ分野でスラリー・ゴムポンプに絞って製造・販売をおこなっています。
環境用ポンプと一口で言いますが、各種工場廃液、ゴミ処理、産廃、バイオガス、海水処理、浸出水、し尿処理、JAROUS、ガス化溶融廃液、下水など非常に広範囲です。工場廃液でも、IT、鉄、ケミカル、製紙、セラミック工場など様々です。
当社のポンプがどのような分野に、お役に立てるのかと日々考えながら、研究・開発を心がけております。 更にユーザー様、プラントメーカー様からの要望にいかに沿えられるかが、大きなポイントです。最近では陸上ポンプの自吸式汚泥引き抜きポンプでは、年間約650台近く使用して頂いています。市場の20%を越えるまでシェアを伸ばすことができました。
創立50周年を記念して、更にブランド、実績を付け環境用ポンプメーカーとして「みつわポンプ」を知って頂けるよう今後も努力してまいります。
追伸、創立50周年記念として、これまでお世話になった皆様方に6月~8月の期間、キャンペーンを行います。是非お役立てください。(小林幹生)
みつわ営業奮闘記 2006年4月号
編集後記 2006年4月号
ようやく、暖かい日が続くようになり、桜の開花のニュースを耳にするようになりました。
桜前線は少しづつ北上していますね。
弊社の隣は公園です。写真には写っていませんが公園の山桜(ソメイヨシノより開花の時期は少し遅れますが)が事務所の窓からよく見えます。お花見に出かけることなく仕事をしながら桜を愛でることが出来るのは本当に恵まれた環境だと思っています。このような所から皆様に愛されるポンプをお送りしています。
末永く、よろしくお願いします。 (得本)
みつわトピックス 2006年2月号
社長のモノローグ
最近、我国の経済情勢は景気回復、株価高、ホリエモン騒動と相変わらずあわただしい状況が続いています。ただ、このような中で設備ポンプは、役所の年度末を控え、また大手ユーザー様の決算期前の買い替え需要の増加などお陰様で引合いが増えております。
トピックスでもお伝えしましたが、約8ヶ月前に製鉄会社の関連エンジニア会社様から、ご連絡を頂き、新しい製品の開発を行いました。弊社のポリシーであります「ニッチ分野でのポンプ開発」への特化を活かし、技術面での改良・開発案が製品化につながりました。
また、営業面、メンテサービス面でも社員全員が力を合わせることが出来ました。お陰様でいまでは国際的な大手ユーザー様に非常に喜んで頂いております。これに甘えず、まだまだ今後この製品も改良してゆく所存です。
やはり、中小メーカーで新製品を開発するのは大変です。しかし、これが無くなれば当社の存在価値も全く消えてなくなります。
今後ともユーザー様に喜ばれるポンプの開発に専念したいと社員全員が意を強くしています。皆様からもアドバイスいただけると幸甚です。 (小林)
営業トピックス 2006年2月号 ~ゴミ処理の新技術にみつわ製ポンプが有効~
~ゴミ処理の新技術にみつわ製ポンプが有効~
従来、我国の市町村の処理設備では、生活ゴミや産業廃棄物などを約700℃で焼却していた。
しかし、700℃ではダイオキシンの発生の原因となり、環境問題の元凶となる。そこで、鉄鋼の熔融設備を転用し、温度を1100℃以上に高めて焼却する方法が近年多く採用されている。 ただ、この方法は焼却灰が多量に発生するという問題点がある。
A社では、この問題を解消する為、ガス化熔融するゴミ処理プロセスを確立した。この技術は、ヨーロッパのガス化技術とA社の製鉄技術を統合することにより開発されたものである。
ただ、このゴミ処理プロセスでは、焼却ガスを急速冷却する工程で発生する、塩素ガス・混合塩・金属酸化物・スラッジなどの処理が必要となる。A社では従来、ヨーロッパ製のポンプを使用していたが、耐磨耗、耐腐食、無閉塞などの困難な条件の下、全く耐えることが出来ず困っていた。そこで、弊社に技術協力の依頼があり、耐磨耗(ゴム)、耐腐食(ゴムと特殊ステンレス)、無閉塞(特殊羽根)を併用したポンプを開発した。現在では従来の5~7倍の耐久性を実証し、さらに価格面でもコストダウンを実現し、A社から高い評価を頂いている。(小林)